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真正寺勧請の​神仏紹介

真正寺勧請の神仏紹介: テキスト

​釈迦牟尼仏

2500年前に実在した仏様。人間の苦しみの根本は何なのかをつきとめ、それにはどうしたらよいかを悟られて、現在、仏教としてその教えが世界中にひろまっている。人間としてお生まれになったのは、目に見えないものより見えるものを信じたがる人間に実際に悟り成仏することを見せて誰でも仏になれることをお示しにするためであった。本来は無始以来の仏様であり、今も目に見えませんが仏様として我々衆生を救うために働かれております。

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​​観世音菩薩

様々な神仏の信仰がありますが、とりわけ観音様は多くの人々から信仰されています。たまに神様と思われている人がいますが観音様は仏様です。法華経の中に観音様の徳を説かれたお経があり、そこに「念彼観音力・彼の観音の力を念じる」とあります。願望成就のために念じるのではなく観音様そのもの想い念じることを説いています。観音とは音を観ると書きますが音とは私達の声であり観るとは聞くことであり、私達の苦しみの声を聞いて、お経中にあるように、その時々に応じて三十三もの姿に変化して私達の人生の修行の手助けをして下さっています。当山では水子観音、馬頭観音をお祀りしています。

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​​地蔵菩薩

お地蔵様は人間と同じように地に足をつけて日本中の道端にお祀りされており古くから親しみのある仏様です。お釈迦様が涅槃に入られて次の仏様とされている弥勒菩薩が世に顕現されるまで、六道世界、各世界に合わせた姿であらわれ衆生を救い続ける誓いをたてて今まさに活動されている最中です。冥土を統括されている閻魔様の正体は地蔵菩薩ともいわれております。地の蔵と名前にあるように万物の命を育み私達が暮らさせていただいている大地、この地球そのものがご神体ともいえる身近な仏様です。

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​鬼子母尊神

古代インドでは「ハリティー」といい、漢字をあてて「訶梨帝母(かりていも)」とも呼ばれています。
仏教の善神になる前は夜叉女で人の子供をさらっては食べていて困り果てた人々がお釈迦様に相談しました。お釈迦様はハリティーが1000人からいる子供のなかでとくに可愛がっていた末っ子を隠してしまいました。するとハリティーはお釈迦様に子供がどこにもいなくて探してほしいと懇願しました。そこでお釈迦様は「おまえには1000人からの子供がいるのに1人がいなくなっただけでそれだけ悲しんでいる。散々おまえが食べてきた子供の親の気持ちがわかってであろう」と諭して末っ子を返してあげました。ハリティーはお釈迦様に「これからは心を入れかえて自分の子供だけでなく人々の子供たちも同様にお守りします」とお誓いされて仏教の善神となりました。それ以降は子宝や安産、子育てをする親子を守護する神徳をもって沢山の信仰をいただくようになりました。
鬼子母神には子安像という子供を抱いた優しい表情のお姿と鬼形像という法華経を唱える修行者を守護する厳しい表情のお姿があります。別項の日蓮宗大荒行堂の修行は鬼子母神の胎内において行われております。

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​​大黒尊天

大黒天様は今でこそ七福神のひとりで福の神様の代表格でありますが、仏教の守護神になる前は多くの夜叉鬼神を従える戦闘の神で冥府の神でした。仏教に帰依してからはその力を人々のために使い、日本では大国主命と合祀され多くの福徳を授けて下さっています。

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​​妙見大菩薩

北極星を神格化された菩薩様ですが天部に分類されます。北辰菩薩や尊星王など沢山の別名がありますが諸々の星の中心に位置し不動の星として人間の運命を司り、天災や疫病等あらゆる災いを取り除き延命の徳を授ける尊王です。

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